かたてわざ

いろんなことを、気が向く範囲で片手間で。

住環境の「脱・普通」化

きっかけは、モダンリビング 2001 年 7 月号の特集「もう、マンションはいらない。」を見たことでした。

もともとは、コーポラティブハウスがとりあげられているから興味本位で手にしただけなんですが、特集の冒頭に乗っている矢作氏の文章に、考えさせられました。
そして後半でとりあげられている、王子の清音閣というデザイナー賃貸に関する記事に、かすかな衝撃を受けました。
そこで浮かんできた問題意識が、次の 2 点です。

不動産屋なり Web サイトなりで住宅を探すとき、条件として例の「xLDK」のようなものを考えますよね。
私たちは、あの数字にどういった思いをこめているんでしょうか。
私たちは、あの数字にどんな縛られ方をしているんでしょうか。
家族構成などから、必要な個室の数がある程度特定されるのはわかります。ただ、部屋の機能は間仕切りの単位だけで定義されるものではないような気がします。

モダンリビングのような住宅雑誌や、コーポラティブハウスあるいはデザイナー賃貸の物件写真を見ていると、「家具にこだわったりして、すごくオシャレで、見ようによっては生活感がないほどに小綺麗で、自分には出来ない生活をしてるんだろうなぁ」と思うことがありますよね。
私たちは、数字上の広さや間取り (xLDK) は気にするけれど、実際に住むときのライフスタイルをどれだけイメージできているでしょうか。
私たちは、とんでもないお金と空間さえ手に入れれば、果たしてよりオシャレな住空間を手に入れられるんでしょうか。
物件の立地、広さ、間取り、家賃、周辺環境、近隣住民といった外部要因は確かにとてつもなく重要だと思います。私も大いに気になります。ただ、そこに住む本人の、住まいに対するビジョンやポリシーがあやふやだと、結局パッとしない住空間しか得られないような気がします。

田舎の実家にいた頃は、そういったことを考える由もありませんでした。
大学進学にあたって上京してからは、コストと立地が物件選びの大枠を制約してしまう状態で、部屋探しをしてきました。
そして、目にするのは (しつこいようですが) 例の「xLDK」。都会の住宅ってこういうもんなんだって、いつの間にか刷り込まれてきたんだなぁと思います。

考えることをやめてしまえば、普通のサラリーマン人生を続けて、せこせこ貯めたお金で念願のマイホームを購入。マンションだろうが戸建だろうが、x 平米と xLDK でくくれば五十歩百歩の大量生産品。見知らぬ隣人の家とそう変わらない間取りで、何十、何百という世帯がローンの完済日を夢見ながら人生を送るでしょう。
そういうもんなんだと思ってしまえば、お仕着せの住宅だろうが気にならないし、子供もそう思いながら大きくなっていくでしょう。

それを、脱したいのです。
「そうじゃないだろ?」と感じられたことを、大切にしたいのです。
今の住まいも、将来の住まいも、自分のポリシーをもって、より快適に、よりスマートにできるように、こだわりを見つけたいし、そのための努力を続けたいのです。
お金の問題ではなく、意識の問題です。

住まいに対する自我の目覚め、って感じでしょうか。
今の住まいで、できる範囲で、内部要因から着実に変えていきたいと思いました。
それが、将来のよりよい住まい選びにいい影響をもたらすと信じています。
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転居の課題

引っ越しをしようかと思いました。

現在の部屋は、46 平米の 2 階建てテラスハウスです。
築年数も浅く、駅まで徒歩 1 〜 2 分の好立地ながら、手狭な感じは否めません。

また、年明けからは妻が産休に入ります。
家賃は二人の収入を考慮しつつ分担しているので、産休で妻が無収入になると、私 1 人で負担することになります。
正直なところ、そうするにはちょっとヘビーな金額です。
そして、3 月あたりには新しい家族が増えます。
それから 1 年間ほどは、妻も無収入のままです。

つまるところ、広さの問題と家賃の問題が気になったので、妻が動けるうちに、また年明けの転居シーズンを迎える前に、何とかしないといけないかなと考えていました。

でも、なるべく最寄り駅を変えることなく、今より広くて安い部屋を見つけるというのは、簡単ではありません。
駅からの距離が遠くなることを許容するにしても、限度はあります。
結局、私の中では転居計画は頓挫しつつあります。

ただ、そう決心するだけの前向きな理由もあります。
手狭な部屋なりに、スマートかつ快適な住空間を作ろうというモチベーションが高まっています。
それは、不動産屋でいろんな物件のありきたりな (いわゆる xDK とかいうやつ) を眺めながら、思いついたことでした。
それはまた、街の図書館で借りた MODERN LIVING のバックナンバーを見ていて、確信を深めたことでした。



…詳細は次回。

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Thomson、総額128億円でカノープスを買収 (インプレス)

Thomson、総額128億円でカノープスを買収 (インプレス)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20051205/thomson.htm

カノープスといえば自分としてはキャプチャ業界の雄という印象ですが、フランス企業に株式まるごと買われるそうな。ブランドは維持するそうです。東証 2 部に上場していたなんて初めて気づきました。(^^;でも PER 200 倍以上の超インフレ企業ですね。
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20〜30代の正社員は75%が「仕事に無気力感」、44%が潜在的転職志願者 (nikkeibp)

20〜30代の正社員は75%が「仕事に無気力感」、44%が潜在的転職志願者 (nikkeibp)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/417090

ギクっ…。(^^;自分もどちらかというと「無気力組」だし「潜在的転職志願組」ですね。それは否定できません。ただ、闇雲に現状だけ否定するのでなく、こういうことをやっていきたいんだというビジョンはそれなりに持ってるつもりですよ。いちサラリーマンとして漫然と飼い殺される人生はプランにありません。なんつったりしてな。
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