実業家キャンペーン (チュートリアル) のリプレイや資本家キャンペーン (課題チャレンジ モード) に取りかかる前に、カスタム モードでフリー プレイを繰り返している。
カスタム モードはゲーム環境を非常に細かく設定できる一方で、各種設定を難易度ごとにテンプレート化したものもあり、なかなか気が利いている。
最近ちょっと試しているのは、サプライヤーに特化すること。
工場を確保してモノづくりをしていると、競合他社が自分の製品を販売するようになることがある。
また、開発センターを立ち上げて研究開発に注力していると、競合他社が技術の買収を申し出てくることがある。
より良い製品をより安く取り扱いたいという気持ちは競合他社にもあるのだ。
ここで、COM 企業を競合としてではなく、チャネル パートナーとして位置づけることはできないのだろうか?
自社は小売販売のリソースを持つことなく、素材の確保と製品の供給に専念すればいい。
研究開発を続けて品質を圧倒的に高めれば、最終的には市場に支持されるのだからチャネルにとっても魅力があるはずだ。
だが、ここには 2 つのリスクがあると思う。
1 つはチャネルが確保できないリスク。
工場にも広告ユニットが配置できるものの、これが市場やチャネル (になるべき COM 企業) にどう影響するのかがよくわからない。
市場とチャネルの両方にとって新しい製品であれば、これに飛びついてくれるかどうかはギャンブルでしかない。
挙句の果てには工場に在庫の山が残るだけとなる。
どこかの COM 企業がすでに手がけているものや、需要に関する製品データを調べて既存の売れ線を追随するしかないんだろうか。
もう 1 つはチャネルが維持できないリスク。
いったんチャネルが自社製品を取り扱い始めたとしても、それがいつまで続くかはわからない。
別メーカーの同種製品に乗り換えられたり、そもそもまったくの別製品に切り替えられるおそれは否定できない。
さらには COM 企業がみずから製品製造を始めてしまうことも考えられる。
企業間提携に関するしくみがゲーム内に存在しないので、チャネル パートナーシップの存続が保証されないのだ。
解決策としては、1 か所だけでも「命綱」としての直営小売店を持つしかないのだろうか。
これがあれば市場に直接働きかけることができるので、特に需要を作り出すケースの場合は必須となりそうだ。
でも、一般に金額ベースでは工場より小売の方が利幅が大きい。
このため、会社全体の業績はその直営店に負うところが大きくなってしまうだろう。
これでは本末転倒だ。
ゲームのしくみを熟知すれば「モノづくりへの特化」は実現できるのかもしれないが、当面は試行錯誤が続きそうだ。